オープンソースのWindows用プレーヤー
MPC-BEとは動画や音声を再生することができる
メディアプレイヤーの一つです。
2012年に最初のリリースがあって以来ずっとオープンソースで
開発されておりユーザーは無料でダウンロードおよびインストールをして
動画を楽しむことができます。
ただし対応しているOSはWindowsだけでありほかのOSを使用している人は
利用できません。
今回はそんなMPC-BEについて紹介します。
MPC-BEの開発経緯☆
MPC-BEの正式名称はMedia Player Classic Black Editionで
有名なメディアプレイヤーであるMedia Player Classic 略して
MPCの派生ビルドと位置づけられています!
MPC-BEの開発者の多くは元々はMPCの派生ビルドの一つである
Media Player Classic Home Cinema 略してMPC-HCの開発に
携わっていましたが機能拡張の方針をめぐってほかの開発メンバーと
対立した結果コミュニティを離脱して新たに開発を始めたのがMPC-BEです★
ちなみにインターフェースが黒基調でスタイリッシュに仕上がっています◎
MPC-BEの使い方♪
MPC-BEの使い方は基本的にはMPC-HCとほぼ一緒でありフルスクリーン再生
再生速度の変更、指定した時間もしくはフレームへのジャンプ
動画のアスペクト比の調整、再生中のファイルの統計情報と
メディア情報の表示、動画のサムネイル作成、キャプチャー画像の作成など
たくさんの操作ができます☆
その一方でisoファイルのドラッグアンドドロップ再生に対応していたり
音声や字幕の言語を変更するボタンがついているなど
MPC-BE独自の機能もいくつかあり機能が拡張されているのが魅力です♪
設定可能な項目についてはMPC-HCとはだいぶ様変わりしており
デコーダーの動作をより細かく調整することができます!
異なる再生デバイスへの音声同時出力などもあり
たとえばパソコン内蔵スピーカーと外部出力のスピーカー両方に
出力することが可能です★
MPC-BEを利用の際の注意点!
動作の安定性を重視し機能の追加は慎重に行われるMPC-HCに対して
MPC-BEは積極的に機能拡張が行なわれています◎
このためある時点のビルドできちんと再生できていたものが
次のビルドでは設定の仕方を変えない限りうまく再生されなくなることも
あるでしょう >_<
場合によってはまったく再生できなくなってしまうことがあるので
新しいバージョンのインストールは慎重に行う必要があります★
MPC-BEは設定の仕方次第で高画質で動画を再生することが可能です!
ただし画質を高くしようとすればするほどスムーズに再生するためには
高いスペックのハードウェアが要求されます…
スペックが低すぎると動画の再生だけでなくほかのソフトウェアの動作にも
影響を与えることがあるので注意が必要です☆
MPC-BEは配布サイトでダウンロードできます◎